株式会社Nuginyは、2026年5月23日(土)に崇城大学で開催された「日本教育工学会研究会」にて、弊社リサーチチームによる最新の研究成果を発表いたしました 。
発表の概要・背景
日本の学校教育現場において教員の働き方改革が急務となる中、特に自由英作文や和文英訳といった「英語記述式問題」の採点は、多様な正答表現を評価する必要があり、教員の多大な負担となっています 。
本研究では、手書き答案をAI-OCRでデジタル化し、生成AI(大規模言語モデル)を用いて自動採点を行うことで、教員の採点コスト削減と評価の一貫性・安定化を同時に達成できるかを大規模に検証いたしました 。
題目: 中高英語記述問題における生成 AI 採点と手動採点の比較 ー採点作業の削減と評価の安定化に向けた実証研究ー
発表者: ジョシュクン エリフ(東京大学大学院)、ジョシュクン セリム(株式会社Nuginy)、景山 開陽(株式会社Nuginy)
日時: 2026年5月23日(土)
会場: 崇城大学 池田キャンパス
実証研究の主な成果実際の学習現場で作成された中高生の英語手書き答案7,721件を対象に、人間による手動採点データ(正解データ)との直接比較を行いました 。
許容誤差内の一致率が83%超: 人間の採点結果との差が±1点以内に収まる割合は、全体で83.64%を記録。4点満点の設問群など、一部の問題では90%以上に達しました 。
人間と同等以下の揺らぎ: 生成AIによる採点誤差は、手動採点者間(人間同士)の評価のばらつきと同程度、あるいはそれ以下に収まっており、教育現場で十分に実用可能な水準であることが示されました 。
これにより、AIが出力する信頼度スコアをベースに、高信頼の答案はAIが自動採点し、低信頼の答案のみを人間が確認する「ハイブリッド運用」によって、採点の公平性を保ちながら校務負担を劇的に削減できる可能性を提示いたしました 。
当日の発表動画
当日の発表の様子を収録した動画を公開しております。ぜひご覧ください。
発表スライド
今後に向けて
今回の学会発表でいただいた多くのご意見や、研究によって実証された科学的知見をもとに、弊社が提供する学校向けAI英作文添削ツール「テンサクさん」のさらなる精度向上と機能開発に邁進してまいります。
実証運用の詳細データや、学校・自治体様でのトライアル導入にご興味がございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。
関連リンク
J-STAGE(論文詳細): 中高英語記述問題における生成AI採点と手動採点の比較
展示製品: AI英作文添削ツール「テンサクさん」
本件に関するお問い合わせ
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E-mail: company@nuginy.com
